【2022】春季キャンプ第一クールまとめ!MVPは誰?

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2月1日から沖縄・宜野座で始まった、阪神タイガースの一軍春季キャンプ。
同3日に第一クールが終了しました。

天候には恵まれなかったようですが、充実したキャンプは出来ているようです。
そこで第一クールの注目ニュースや矢野燿大監督が選ぶMVPについてまとめていきたいと思います!

宜野座キャンプ第一クールまとめ!

マルテ、ドレッドヘアで参上!

1月23日に来日していたジェフリー・マルテ選手は隔離期間を経て、キャンプ初日から参加することが出来ました。

阪神・マルテが“宜野座1号”ランチ特打5スイング目で柵越え/デイリースポーツ online
「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座) 今年の“宜野座1号”は阪神・マルテだ。

2月1日には”ランチ特打“を行い、ホームランを量産していました。
その数は44スイング中11本!フリーバッティングとはいえ凄い本塁打率です。

ランチ特打の5スイング目。打球は放物線を描いて左中間フェンス後方の芝に着弾した。スタンドの虎党は拍手。すると北川打撃コーチが「初日だよ。初日だからあおらないで」と笑顔で声を掛け、宜野座村野球場は和やかな空気に包まれた。

デイリースポーツ 阪神・マルテが“宜野座1号”ランチ特打5スイング目で柵越え

キャンプ初日とは言え、シーズン中のホームラン量産を妄想してしまいます。
また今年はニューヘアスタイルで心機一転のマルテ選手。昨年に続いて活躍を期待しましょう!

瀬戸際8年目江越大賀 ついに覚醒か?

「虎の秘密兵器」「未完の大器」と呼ばれ続けてはや7年。毎年のように瀬戸際と騒がれている江越大賀選手ももう今年で8年目。

しかし”今年こそ”は違う!オリックスで同様に燻ぶりながらも昨年ブレークを果たしたラオウこと杉本裕太郎選手と一緒に自主トレを行った様子が報じられていました。

スポニチ
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その効果は早くも現れているようで、キャンプでは新バッティングフォームでホームランを量産している様子が報じられています。

1日のキャンプ初日のフリー打撃では、アッパー気味の新フォームを披露し、79スイング中12本の柵越え。うち8本は中堅から右翼に運んだ。フェンス奥の芝に着弾したボールが真上に弾むほど、高い弾道で描いた放物線。ただ、江越が追い求める打球は違う。「強く低い打球を、ゴロじゃないですけどライナーで角度的には15度ぐらいで意識している」と低弾道の鋭い打球が理想であることを明かしていた。

デイリースポーツ 今年は違う!“虎の秘密兵器”江越が追い求める「面で捉える」打撃、覚醒予感

今年から就任した藤井康雄1・2軍巡回コーチからも熱心な指導を受けている様子。オリックス杉本選手は30歳でブレークしましたが、江越大賀選手はまだ?28歳(2022年3月で29歳)。秘密兵器の覚醒に期待が膨らみます。

藤浪晋太郎 仕上がってんなぁ!

ここ数年は復活を期待されながらも、3年連続で5勝未満となっている藤浪晋太郎投手。制球面での課題から試行錯誤を繰り返すシーズンが続いています。

今年は背水の陣として、異例の巨人・菅野投手との自主トレを敢行。菅野投手も敵でありながらアドバイスを送ってくれたようです。

その甲斐もあってか、キャンプイン直前には梅野隆太郎捕手からは仕上がりの早さを絶賛されています。

球速150キロ以上は「余裕で出ている」と断言。「めちゃくちゃ速かった」と驚きの表情を浮かべた。入団当初から長年バッテリーを組み、昨季は開幕戦で共闘した2人。藤浪を知り尽くす梅野は「ビックリするくらい仕上がっているイメージ」と現状に太鼓判を押し、例年と比べた変化についても言及した。

デイリースポーツ 阪神・梅野 「速っ!」藤浪を大絶賛 150キロ超剛球「仕上がっている」

1月末の時点ですでに150kmを計測しているということで、準備の順調さが伺えます。

またキャンプ中には打者を立たせてのピッチング練習を行い、マルテ選手からも太鼓判を押してもらった藤浪投手。

「(荒れ球に)野球で怖さを感じることはないんですけど、藤浪選手は今年見ていたらコントロールもよくというか。何かね、変わりたいという気持ちがすごい感じた」 バットは振らなくても、1球ごとの〝会話〟で確信に至った。

サンスポ 阪神・藤浪晋太郎 コントロールをマルテが絶賛

選球眼の良いマルテ選手からのお墨付きはかなり価値があるのではないでしょうか。また球団問わず、いろんな選手から復活を後押ししてもらっていますね。ファンとしても引き続き見守っていきたいです。

未来のエース才木は実戦復帰できる?

高卒2年目に6勝を挙げ、将来のエースとの呼び声が高かった才木浩人投手。

順調な成長を期待されていましたが、2020年には右肘のトミージョン手術を受け育成契約となっていました。
現在の状態はどうなのか?

1月28日にサンテレビ「熱血!タイガース党」に出演した阪神・平田二軍監督は以下のようにコメントしていました。

まだ第1クールから全力でというところは(いかない)。ほぼ、完治しているんですが、第1クールだけ様子を見て、2クール目からは普通に。今、順調に行っていますね

デイリースポーツ 阪神・平田2軍監督 安芸スタートの井上、才木の見通しを示す

第二クールからは実践復帰可能のようです!
第一クールでもフリー打撃で登板しており、平田二軍監督も絶賛。

その中で、才木がいいボールを投げてたし、今の二保と小林なんかもう出来上がっているような感じでさ、もっちー(望月)も意欲的に。

デイリースポーツ 阪神・平田2軍監督「才木がいいボール投げていた」ドラ4前川には「甲子園常連校だよ!」

更に平田二軍監督は2月12日に行われる予定の練習試合での登板も示唆。
今シーズン中の支配下復帰&一軍登板が期待できそうですね!
宜野座だけでなく、安芸キャンプにも注目していきたいところです。

第一クールMVPは誰だ

そんな中、毎度恒例となっている監督による各クールのMVP発表。(実際には記者から無理やり聞かれて渋々答えているのかと思いますが…)
2022年春季キャンプ第一クールのMVPは誰だったのでしょうか!?

野手編

野手としては小野寺暖外野手が第一クールMVPに選出されました!
以下矢野監督のコメントです。

「たくさん愛情を持って練習を一緒にやったので」

スポニチアネックス 阪神・矢野監督が選ぶ宜野座キャンプ第1クールMVPは及川と小野寺 

キャンプに対する姿勢面が評価されたようですね。
矢野監督としても小野寺選手を目にかけていたようで、その”しごき”に耐えて頑張った姿を絶賛していました。

また小野寺選手は3日目の「1日キャプテン」としてノースリーブ姿で登場。

ムードメーカーとしてもチーム全体に良い影響を与えていそうです。
昨年は一軍デビューしたものの、思うような結果を残すことが出来なかった小野寺選手。
第二クール以降の実践でのアピールが開幕一軍奪取のカギになると思いますので、第二クール以降も注目していきたいと思います。

投手編

一方投手では高卒3年目の及川雅貴投手をMVPに選出
150km超のストレートと切れ味鋭いスライダーを武器に、2021年シーズンは貴重な左の中継ぎとしてブレーク。
今シーズンは先発挑戦を公言していました。

宜野座キャンプ第一クールでは、新たな球種カーブに挑戦中のようです。
昨年もカーブは投げてはいましたが、球種配分はわずか1%でほとんど使ってはいませんでした。
その中でもソフトバンク・柳田悠岐選手から空振りを奪っており、矢野監督は”柳田カーブ”と命名しています。
その出来栄えについて以下のようにコメントされています。

「(緩急で)いいバッターを空振りさせた。そのカーブを投げられたら、すごく幅が広がる」と説明。加えて「カーブを投げる時は縦回転の投げ方になるから肘が上がる。真っすぐを修正するところでも、カーブを投げておけば、いい形になっていくんじゃないかな」と重要性を説いた。

日刊スポーツ 阪神矢野監督が及川雅貴のカーブを“柳田カーブ”と命名「いい打者を空振り」

また今季初となる対外試合での”開幕投手”にもすでに選出されています。
2月8日に予定されている日本ハムファイターズとの練習試合で先発登板することが2月3日に公表されました。

阪神・及川よ、井川2世になれ 矢野監督が“開幕投手”大抜てき!8日の日本ハム戦先発/デイリースポーツ online
「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座) 2022年の“開幕投手”に大抜てきや!阪神・及川雅貴投手(20)が、今季初の対外試合となる8日の練習試合・日本ハム戦(宜野座)に先発することが3日、決まった。矢野監督が元阪神・井川慶氏のように、歴史に名...

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さいごに

2022年春季キャンプ第一クールに関するニュースについて紹介しました。
コロナ陽性者や入国遅れの助っ人外国人などはいるものの、誰も怪我無く第一クールを終えられたようでよかったです。

第二クールには紅白戦が始まるので、さらに注目度は上がりますね。
第二クールにも期待しましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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