フジテレビのスポーツ番組「S-PARK」で毎年恒例となっているコーナー「100人分の1」。
今回は2021年12月19日に放送された走塁部門について解説します。
第5位:近本光司選手(阪神)・・・8票
走塁部門の常連選手ともいえる、阪神タイガースのリーディングヒッター近本光司選手が8票を集めて5位にランクインしました。
今シーズンは3年連続となる盗塁王タイトルは逃しましたが、その走力は健在。
なんといっても内野安打が多く、今シーズンの内野安打数はセリーグトップの23本に上ります。
盗塁数が伸びなかった(といってもセリーグ2位ですが笑)理由は12月3日に出演したサンテレビの番組「熱血!タイガース党」でも語っていましたが、2番バッターが新人選手である中野選手が務める機会も多く、浅いカウントでの企図数が減ったことも盗塁王を逃した要因だったのかもしれません。
しかしながら盗塁王への返り咲きを誓っていましたので、来シーズンに期待したいですね。
第4位:中野拓夢選手(阪神)・・・9票
新人選手でありながらセ・リーグの盗塁王に輝いた阪神タイガースの中野拓夢選手が9票を集めて4位にランクイン。
特筆すべきは盗塁成功率。
2016年のヤクルト山田哲人選手に並び歴代最高成功率となる驚異の93.8%をマークしました。
12/14に行われた契約更改では来シーズンの目標を問われた際に50盗塁と口にしていました。
2年連続の盗塁王に期待したいところです。
第3位:荻野貴司選手(ロッテ)・・・10票
ベテランでありながらパ・リーグの盗塁王に輝いた千葉ロッテマリーンズの荻野貴司選手が10票で3位にランクイン。
球界を代表する投手であるオリックス山本由伸選手からは「36歳をまったく感じさせないスピード感にすごく圧倒されますね」といったコメントがありました。
入団当初から安定した盗塁数を重ねており、12年で通算244盗塁にも及んでいます。
来年も安定した活躍が期待できそうです。
第2位:若林楽人(西武)・・・11票
西武ライオンズの新たなスピードスター、若林楽人選手が11票を集め2位にランクインしました。
楽天の島内宏明選手からはベースランニングの高い技術力を評価されていました。
5/30の阪神戦で靱帯損傷するまでは驚異の20盗塁をマーク!
ケガさえなければ60盗塁も夢ではなかったかもしれません。
来シーズンのさらなる飛躍に期待が持てます。
第1位:和田康士朗(ロッテ)・・・17票
パ・リーグの盗塁王に輝いた和田康士朗選手が2位と6票の差をつけ、17票で1位に輝きました。
中日福留孝介選手や巨人菅野智之選手といったセ・リーグの一流選手からも票を集めており、その注目度の高さがうかがえます。
高校一年生の冬までは陸上部だったという異色の経歴が、高い走塁技術に寄与しているようですね。
今シーズンは24盗塁のうち、21盗塁が代走での記録。
警戒されている中でしっかり盗塁を成功させるのは凄いの一言。
スタメンでの出場機会が増えれば盗塁数はさらに伸びそうです。
来シーズンは契約更改でも語っていた通りバッティングにも期待したいですね!
最後に
今回は走塁部門について解説しました。
若手選手が目立つ中で、ベテラン荻野選手の安定した盗塁記録は素晴らしいですね。
今シーズンの走塁部門は出場機会が少ない選手の選出が多かったので、来シーズンは出場機会を増やしてより高いレベルでの盗塁王争いに期待したいです。
投票者の情報はS-PARK公式twitterで発表されておりますので、以下をご参照ください。
今夜もご覧頂きありがとうございます😊
— S-PARK 週末スポーツNEWS🏟 (@SPARK_fujitv) December 18, 2021
第5回の今夜は走塁部門🏃♂️
初受賞の和田選手おめでとうございます🎵
100人の選手の投票先です✨
※走塁部門はソフトバンク・松田選手が「パ・リーグの盗塁王4人」、阪神・青柳選手が「植田選手&熊谷選手」と回答したため、104票となりました‼️#100人分の1位 pic.twitter.com/peD3irEbV8
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント